仮想通貨の行く末-2018秋版

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仮想通貨に関しては、「とりあえず口座を持っている」程度の学者でもアナリストでもない管理人が、現状の仮想通貨に対する認識と今後どのように仮想通貨と接していくかを、記していきたいと思います。

需要があるかどうか全くわかりませんが、私と同じような立場の方、あるいは「とりあえず口座だけは持ってみるか」と考えている方が世の中には数多くいると思い、同じ立場の方がどのように考えているのかをご参考にしていただければ幸いです。

さて、さる2018年9月20日、Zaif(日本)という仮想通貨交換業者において約67億円の仮想通貨流出が発生したとの報道発表がありました。

ご存知の通り、仮想通貨の流出事件はこれだけではなく、今年の1月には、仮想通貨取引所の大手CoinCheck(日本)から、約580億円もの仮想通貨であるNEM(XEM)の流出が発覚し、世間を驚かせました。
しかしこのニュースで世間を驚かせたのは、流出額だけではなく、流出の経緯説明をお詫びするCoinCheckの経営陣がまるで学生ベンチャーのように若い二人だったことでした。

「盗まれて半べそをかくような若造に数百億もの大金を預けるなんて」と世間がざわざわし、2014年に発生したマウントゴックス事件も思い出され、改めて仮想通貨の行く末を誰もが案じる事件となりました。

今回の事件の主役となったNEM(XEM)は、1年で360万円に大化けした仮想通貨ですが、事件後は約1/25まで落ち込みました。

ところが反対側の意見としては、360倍になったものが1/25になった?つまり仮想通貨の信用が全て崩壊したわけではなく、市場は「取引所のセキュリティの甘さ」「盗んだヤツが悪い」「今後も通貨としての需要は高まる」というコンセンサスがあるようです。

2014年には「マウントゴックス事件」として東京都渋谷区渋谷2-11-5にある、当時世間のほとんどの方が知らなかった世界最大級のビットコイン取引所で大量のビットコインが流出し、マルクガルブレイスというフランス人社長が謝罪している姿が何度もテレビに映っていたことも生々しい記憶としてよみがえります。

仮想通貨を知らない人が見たら、何のことやらさっぱりわからず、「悪いイメージ」にしかうつりませんが、仮想通貨を知るものからすれば、仕組みそのものに問題があるわけではないため、「通貨としての実需が増え続ければ」、今後も仮想通貨市場は衰えることはないと言われています。

そう、「通貨としての実需が増え続ければ」という注釈が付きます。

現実に仮想通貨が使える実店舗は

2016年末の時点で4200店というデータがありますが、実際には通販サイトが多く、2018年の現在でも私が住んでいる横浜市内ではみなとみらい地区で回転ずしの「沼津港 横浜みなとみらい店」、「ビッグカメラ」、中華街では「聘珍樓(へいちんろう)横浜中華街本店」くらいしかありません。

 

実店舗が仮想通貨を受け入れるメリットは、「話題づくり」と「海外観光客」を狙ったくらいしか思い当たりませんが、このメリットだけを考えればもっと増えてもいいハズ、と思いますが実際にはまだあまり増えていません。

それだけリスクが怖いのか、まだまだ得体のしれないものということで、受け入れられないのか、といったところでしょう。

 

さてそれでは私のような素人がこの先3か月間で、仮想通貨を使うか、というとそれは「ノー」です。

理由は、少なくとも私が肌で感じる限り、周りが全く盛り上がっていないのと、ビットコインでギャンブルをするつもりがないからです。

かのウォーレンバフェット先生は、「ビットコインには悲惨な結末が待っている」と批判していますが、そういった意味では、現物通貨も国によっては大きなリスクを抱えているため、大なり小なり同じことが言えるのではないかと思います。

FXをされている方は、ポートフォリオの一つの材料として仮想通貨を選択肢を増やすというのはありだと思います。

ただしこの先突然店舗が増えれば、慌ててビットコインを買いに走るかもしれませんが。。

 

ただしスウェーデンでは、既に世界初のキャッシュレスや会を目指すべく、国を挙げて具体的な計画を立てていますし、ヨーロッパの様々な国もそれに追従する可能性があります。

日本では商慣習からなじみがないものとして、他国がそれを始めようともガラパゴス化で構わない、という姿勢を貫くかもしれませんが、海外旅行へ行く人や、海外との取引をされる人は、「仮想通貨なんて」と無視を決め込んでる場合ではありません。

まず口座だけは作って、仮想通貨は何か?と準備だけは整えておいても損はないと思います。

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