2030年に国連が掲げた世界が目指す達成目標 SDGs(エスデージーズ)とは

SDGs

SDGs(エスデージーズ)とは

2030年に向けて世界が合意した「持続可能な開発目標(Sustinable Development GOALs)」

簡単に言うと・・・簡単には言えません。
まず1分ほどお時間をください。

持続可能な開発目標とは、未来に犠牲を強いることなく現在の幸せを求めること。
つまり、環境を守りながら持続可能な経済発展を行い、すべての人々から貧困をなくし、多種多様な価値観を認め合い、恐怖や暴力からの自由と平和を維持し続けること。
これらを17の目標として掲げ、それぞれ169にのぼるターゲットで構成されています。

【17の目標とは】
1. 貧困をなくそう
2. 飢餓をゼロに
3. すべての人に保健と福祉を
4. 質の高い教育をみんなに
5. ジェンダー平等を実現しよう
6. 安全な水とトイレを世界中に
7. エネルギーをみんなに、そしてクリーンに
8. 働きがいも経済成長も
9. 産業と技術革新の基盤をつくろう
10. 人や国の不平等をなくそう
11. 住み続けられるまちづくりを
12. つくる責任つかう責任
13. 気候変動に具体的な対策を
14. 海の豊かさを守ろう
15. 陸の豊かさも守ろう
16. 平和と公正をすべての人に
17. パートナーシップで目標を達成しよう

(ここから先はさらに10分必要です。)

ひとつひとつ読めば確かに意味はなんとなく分かります。
特に平和ボケした日本では、このようなあまりに抽象的なスローガンを掲げられてピンと来ないのも無理はありません。
それでは、「なぜ話題になっているの?」というと、目標とは言え、具体的な期限が定められていること。169ものターゲットを掲げた、外務省が関わる国家プロジェクトであること。さらには世界で国連が国際協力の元で掲げたスローガンであることと、これらのスローガンは少なくとも2030年までは旗を降ろすことのできない持続的なプロジェクトであることです。

17の目標について少し掘り下げて説明を加える前に、これらをもう少し大きく分けると、これらは、貧困や飢餓、健康や教育、産業や経済成長、気候変動に海洋資源等広く漠然となる一方で、「それじゃいったい私たちは何を考えればいいの?なんだかさっぱりわかんない」となります。

これを理解するために、外務省がピコ太郎に依頼した「ピコ太郎 × 外務省(SDGs)~PPAP~」なるものまで発表しました。

視聴回数 215,800 回(2018/9/20現在)は、外務省のプロモーション不足か。本家ピコ太郎が1億3千万回以上なので、もっと伸びて欲しいところです。

あいはぶあぺん あいはぶあんぱいなっぽー
あん、のーぽーばてぃー

あいはぶあぺん
あいはぶあぶっく

あん、えじゅけいしょん

せぶんてぃーごーるずせいぶざぐろーぶ

あん、さすてぃなぶるでべろっぷめんとごーるず

って、いやーむずかしいwww
面白いんですけどねぇ。

ただしこれを見ても、何を考えればいいのか、何をすればいいのかさっぱりわかりません。
そこで、より理解を深めるにはどうしたらいいのか、というと・・・イマココラボという一般社団法人が主催するこのようなセミナーがあります。

【9/19開催】ゲームで体感するSDGs 自分と世界のつながり
(本イベントはは終了しました。)https://peatix.com/event/425929/view

先日このゲームに参加しました。参加した感想は
もしあなたが環境やフェアトレード、人類の平和を望む意識高い系の方であれば、是非とも参加した方がよろしいと思います。
どのようなゲームかというと

「世界がもしこの参加者(20人)だったら、あなたはこの中でどのような経済活動を行い、どのような社会を作りますか。
初めに自分が目指すゴールを確認し、それを目標にあらかじめ配られたカードと、手持ちのカードにあるプロジェクト(仕事)、時間、お金で、経済活動を行ってください。参加者同士で取引するもよし、主催者(国家=胴元)のプロジェクトに参加し、お金や意思カードを得るもよし。自分が目標とするゴールを目指してください」

というゲームです。
といってもこれは実際にやってみなければわかりませんが、「人間はなんてエゴイスティックなんだろう、金がなければ何もできない、余裕がなければ環境に気を配れない」などと自己嫌悪に陥りながらも、経済活動には何が必要なのか、豊かな人生を送るには何が必要なのかが、かんきょうを維持し未来につなげるにはどうしたらいいのかということを恐ろしいほど理解できます。

SDGSは2030年まで続くキーワードです。なにせ国家プロジェクトというよりは国際プロジェクトですので。。
この記事は2030年まで私が生きている限り、第2第3へと続けたいと思います。

・・・本当かwww

国際連合本部ビル

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。